ゲームの腕を競い合う新しいスポーツ「eスポーツ」が若い世代を中心に世界中で大流行していますが、その中でも特に人気の高いeスポーツジャンルが「FPS」です。 FPSが人気の理由は、ゲーム性の面白さはもちろんのこと、様々なタイトルがリリースされていて選択肢が多い点にもあります。
しかし、多くの選択肢は時として、どれをプレイするか迷ってしまう原因にもなります。 特にFPS初心者の方には、どのタイトルが自分に合っているかを判断するのが難しいかもしれません。 そこでこの記事では、数あるタイトルの中でも特におすすめのFPSゲームを10個厳選して紹介します。 FPSに興味がある方や、これから始めてみたいという方はぜひ参考にしてみてください。
「FPS」とはどのようなゲーム?
まずは、FPSとはどのようなゲームジャンルなのか詳しく解説します。
ファースト・パーソン・シューティングの略
FPSはファースト・パーソン・シューティング(First Person Shooting)の略称で、海外ではファースト・パーソン・シューター(First Person Shooter)と呼ばれることもあります。ファースト・パーソンには「一人称視点」という意味があり、FPSとは画面上のキャラクターを本人の視点(一人称視点)で操作する3Dシューティングゲームのことを指します。
FPSの特徴はリアルなゲーム体験にあります。 画面には操作キャラクターの手や構えた銃などのみが映るので、まるで自分がゲームの中に入り込んだかのような没入感を味わうことができます。
よく似たジャンルである「TPS」との違い
FPSによく似たゲームジャンルにTPS(サード・パーソン・シューティング)というものがありますが、両者には操作時の視点という明確な違いがあります。FPSでは一人称視点でキャラクターを操作しますが、TPSでは操作キャラクターを俯瞰するような形で操作します。 そのため手や構えた銃だけが映っていたFPSとは違い、TPSでは画面内に操作するキャラクターの全身が映ります。
覚え方としては、FPSは一人称視点、TPSは三人称視点と考えるとわかりやすいでしょう。 なお、日本のゲームはジャンル関係なく三人称視点のものが多いため、シューティングゲームではTPSの方が初心者向きと言われています。
おすすめの人気FPSゲームタイトル
ここから、数あるFPSゲームの中でも特におすすめのタイトルを紹介します。
- VALORANT
- CS:GO
- Apex Legends
- レインボーシックスシージ
- Call of Duty
VALORANT
VALORANTはMOBAジャンルの人気タイトル「LoL」を手掛けているライアットゲームズが、FPSタイトルのeスポーツ競技シーンに進出するために開発した渾身のFPSタイトルです。 一般発売前に実施されたクローズドβテストではTwitchにおける同時視聴者数が170万人を突破し注目を集め、本リリース後も勢いそのままに圧倒的なスピードでプレイヤー数を伸ばし続けている現在最も勢いのあるFPSタイトルです。2020年にリリースしたばかりですが、古典的な競技型FPSルールとSFチックな世界観で高い人気を博しており、すでに多くのプロゲーミングチームが競技シーンに参戦しています。
試合は5対5のチーム戦で行われます。 プレイヤーはエージェントと呼ばれる特殊能力を備えたキャラクターを操作して、攻撃側は複数ある目標いずれかの爆破または相手チームの殲滅、防衛側は爆破の阻止または同じく相手チームの殲滅を目指します。 攻守は12ラウンドごとに交代され、先に13ラウンド先取した方が勝利となります。
CS:GO
CS:GO(Counter-Strike: Global Offensive)はValve Softwareが開発している「カウンターストライク」シリーズの最新作です。 FPSジャンルでは世界で最多の競技人口を誇るタイトルで、eスポーツFPSの代名詞と呼ばれています。ゲームはテロリストと特殊部隊との銃撃戦がテーマとなっており、競技性の高いリアルな銃撃戦が特徴です。 プレイヤーは特殊部隊とテロリストで攻守に分かれ、相手チームの全滅または目標を爆破・防衛することで勝利となります。
CS:GOではラウンド開始時に全プレイヤーは基本的に拳銃とナイフしか所持していない状態で始まり、手持ちのお金を使ってメニューから銃器やグレネードを購入する必要があります。使用する装備によってチームとしての戦略やプレイヤーの立ち回りが大きく変わるため、CS:GOでは装備の購入が重要な要素の1つとなります。
Apex Legends
APEX Legends はElectronic Artsが2019年に配信を開始したバトルロイヤルシューティングゲームです。世界はもちろん日本国内でも絶大な人気を誇っており、全世界のアクティブユーザーのうち5分の1以上を日本人が占めています。ゲームは人気FPSタイトル「タイタンフォール」の世界観を踏襲しており、自然豊かなマップに3人1組のチームで降り立ち生き残りをかけて戦います。基本的なシステムは通常のバトルロイヤルと変わりませんが、APEX Legendsでは他のバトロワにはない次々に敵を撃破していく疾走感を味わうことができます。 また、レジェンドと呼ばれる操作キャラクターも特徴的で、試合では撃ち合いの強さだけでなく各レジェンドが持つ特殊能力を活かした戦略が求められます。
PC・PS5/PS4・Xbox・Switchと幅広いプラットフォームに対応しており、2021年内にはスマホ版のリリースも予定されています。 クロスプレイに対応しているおかげでPS5とSwitchなど異なる機種間で一緒に遊ぶことができるのも、日本で人気を集めている理由の1つです。
レインボーシックスシージ
レインボーシックスシージ(Rainbow Six:Siege)は、20年以上の歴史を誇る大人気タクティカルFPS「Rainbow Six」のシリーズ7作目となる作品です。 発売元はUbisoftで、ファンからは「虹6」「R6S」などの相性で親しまれています。本作はタイトルにあるシージ(包囲作戦)の通り、建物に立てこもったテロリストとそこへ突入する特殊部隊との銃撃戦が描かれており、戦術やプランニング、チームプレイに焦点が当てられたタクティカルFPSと呼ばれています。
プレイヤーは攻撃側(特殊部隊)と防衛側(テロリスト)に分かれて、各ラウンド約3分で敵を一掃または一定の条件をクリアすることで勝利となります。プレイヤーが選択可能な操作キャラクターは60人以上おり、それぞれがガジェットと呼ばれる固有の能力を持っています。 屋内戦がメインのレインボーシックスシージではガジェットを駆使した立ち回りが攻撃・防衛どちらにおいても重要で、試合ではタクティカルFPSの名に恥じない高度な戦略性が求められます。
Call of Duty
Call of Dutyは戦争に焦点を当てたミリタリー系FPSで、発売から15年以上の歴史を持つFPSの王道と呼べるタイトルです。 毎年後半に新作が発売されるのが恒例となっており、2021年11月5日に発売される最新作「Call of Duty:Vanguard」でシリーズ20作目を迎えます。YouTuberによる実況動画が盛んに行われるタイトルの1つで、日本ではクランと呼ばれる一緒にプレイするチームのようなコミュニティーが数多く立ち上げられ独自の盛り上がりを見せていました。
最大の特徴は美麗なグラフィックから紡ぎ出される実際の戦場さながらの臨場感で、作品ごとにファンからの賛否はありますが、COD独自のグラフィックは洗練され続けシリーズを通して失われていません。
初心者におすすめのスマホFPSゲーム
上記で紹介したタイトルは全てPCまたはCS(PS5・Xbox・Nintendo Switchなど)向けのものですので、中には少しハードルが高いと思われた方もいるかもしれません。しかしご安心を。 近年はスマホアプリでも本格的なFPSゲームがたくさんリリースされています。 ここからは、PCやCS機を持っていない方でも楽しめるおすすめのFPSタイトルを紹介します。
- Call of Duty Mobile
- PUBG MOBILE
- モダンコンバット5
- 荒野行動
- Shadowgun Legends
Call of Duty Mobile
Call of Duty Mobileは先程も紹介した王道ミリタリーFPSのモバイル版です。 基本プレイは無料でありながら、Call of Dutyシリーズの代名詞である美麗な3Dグラフィックをモバイルならではの手軽さとともにしっかりと再現しています。マルチプレイに対応しており、5対5のチームデスマッチや100人でのバトルロイヤルなど様々なゲームモードをオンラインで楽しむことができます。 シリーズ経験者はもちろん、CODを初めてプレイする方にもおすすめできるタイトルです。
PUBG MOBILE
PUBG MOBILEは、2017年にリリースされ現在のバトロワブームの先駆けとなったタイトルPUBG(Player Unknown’s Battle Grounds)の モバイル版アプリです。 「勝った!勝った!夕飯はドン勝だ!」でお馴染みのバトルロイヤルゲームで、PUBGをプレイしたことのない方でも「ドン勝」という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。モバイル版でも本家と同じく1人で戦う「ソロ」・2人で組む「デュオ」・4人1組でチームとなる「スクアッド」の中からゲームモードを選択でき、8km×8kmの広大なマップで100名のプレイヤーの中から最後の1人または1チームになるまで戦います。
PUBG MOBILEではFPSだけでなくTPSモードも選択できるため、1つのアプリで2つのジャンルを楽しむことができます。 もちろんゲームのマッチングはモード別となっているため、どちらの視点で遊んでも有利・不利が生まれることはありません。
モダンコンバット5
モダンコンバット5は、本格スマホミリタリーFPSの人気シリーズ「モダンコンバット」の第5作目となるタイトルです。 もともとは有料アプリでしたが、現在は無料でダウンロードが可能となっています。ストーリーとマルチプレイの2モードが用意されており、どちらのモードでもスマホとは思えないリアルなグラフィックで、実際に自分が戦場にいるかのような臨場感を味わうことができます。
自分好みに操作方法をカスタマイズできたり、マルチプレイで他のプレイヤーのプレイを観戦できたりと、上達するためのやりこみ要素がたくさんあるのがモダンコンバット5の特徴です。
荒野行動
荒野行動はスマホで大人気のバトルロワイヤルゲームで、同じマップに降り立った100人のプレイヤーの中で最後の1人または1チームになるまで戦います。 2017年にリリースされた本作は、先程紹介したPUBGによく似たゲームシステムをスマホで楽しめるとして大きな話題になりました。
荒野行動の特徴はスマホでのプレイに最適化されたUIにあり、始めからスマホで遊ぶことを前提として作られているため物理ボタンがなくとも快適にプレイできます。 また、全体的に初心者向けにデザインされていることも荒野行動の特徴で、距離に応じた威力減衰や銃弾の偏差がないなど、他のシューティングゲームに比べて敵を倒しやすい設計となっています。現在ではスマホだけでなくPCやPS4、Nintendo SwitchといったCS機でもプレイが可能ですが、やはり荒野行動の利点を最大限に活かすことができるスマホでのプレイがおすすめです。
Shadowgun Legends
Shadowgun Legendsは人類とエイリアンの戦いを描いたSF調のスマホFPSです。 マルチプレイとストーリーの2モードがあり、マルチだけでなくRPGのような物語で進んでいくストーリーモードも大変人気があります。ストーリーモードにはやりこみ要素が多く含まれているので、1人でゆっくりFPSを楽しみたいという方には特におすすめのタイトルです。 また、オート射撃やオートリロードなど初心者に優しい仕様がいくつか用意されているため、初めてFPSをプレイする方にもおすすめです。
Shadowgun Legendsでは武器の種類が豊富に用意されており、ハンドガンやアサルトライフル、ショットガンやロケットランチャーなど600種類以上の武器を使うことができます。
まとめ
この記事では、eスポーツで人気のゲームジャンルであるFPSのおすすめタイトルを紹介しました。FPSはPCでプレイするものが多く操作が難しい印象がありますが、最近ではスマホでも手軽にFPSを楽しむことができるようになっています。 また、PCやCS機のFPSタイトルでも、しっかりとチュートリアルが用意されているので初めての方でもきっと楽しめるはずです。
今回紹介したタイトルの中に気になるFPSゲームがあった方は、この機会に1度挑戦してみてはいかがでしょうか。




