コスタリカ代表ワールドカップの軌跡|FIFAランキング・注目選手を紹介

2022FIFAワールドカップ・カタールが、2022年11月20日から開催されます。

コスタリカは「グループE」であり、その対戦相手はスペイン・日本・ドイツの計3チームです。

本記事では、そんなコスタリカのワールドカップの軌跡を振り替えつつ、FIFAランキングや今年の注目選手を紹介していきます。

コスタリカのFIFAランキング 

FIFAランキングは、2022年10月6日に更新されました。

現在のコスタリカの順位は、「第31位」であり、ポイントは「1503.59」です。

コスタリカとの試合が決定している日本と比較してみると、日本がコスタリカを7位上回っていることがわかります(日本 : 第24位、1559.54ポイント)。

コスタリカにおけるワールドカップの軌跡

コスタリカといえば、2014FIFAワールドカップ・ブラジルにて、死の組と呼ばれるグループに配置されたものの、見事1位でグループリーグを通過した経験を持つチームです。

そんなコスタリカのワールドカップにおける軌跡を以下で詳しくみていきましょう。なおコスタリカは、1930年、1934年、1950年、1954年のFIFAワールドカップは不参加であり、1938年のFIFAワールドカップは棄権しています。更に1986年まで、全て予選敗退で終わっていたため、1990年以降の戦績を以下で紹介していきます。

1990 FIFAワールドカップ

マルビン・ロドリゲス監督がコスタリカ代表の指揮を取り、本大会の予選に出場をしました。北中米カリブ海予選では、予選を通過し、パナマ、メキシコ、トリニダード・トバゴ、グアテマラ、エルサルバドルに勝利し42年ぶりに本大会の出場を獲得したのです。グループリーグ選では、ブラジルに敗北したものの、スコットランド・スウェーデンに勝利し2勝1敗で決勝トーナメント進出に至りました。決勝トーナメントでは、チェコスロバキアに敗北したため、ベスト16進出で終幕します。

1994 FIFAワールドカップ

北中米カリブ海予選では、パナマに勝利し2次予選に通過しましたが、コンジュラス、メキシコに敗北したため、予選敗退となりました。

1998 FIFAワールドカップ

フランシスコ・マツラナ監督がコスタリカ代表の指揮を取り、本大会の予選に出場をしました。北中米カリブ海予選では、FIFAランキングの考慮によりコスタリカは予選が免除され3次予選に通過します。最終予選では、メキシコ、アメリカ合衆国、ジャマイカに敗北したため、予選敗退となります。

2002 FIFAワールドカップ

アレシャンドレ・ギマランエス監督がコスタリカ代表の指揮を取り、本大会の予選出場をしました。1990年以来2回目の予選通過を果たし、本大会の出場を獲得します。グループリーグ戦では、中国に勝利、トルコと引き分け、ブラジルに敗北し1勝1敗1分けで、敗退となりました。

2006 FIFAワールドカップ

3回目の予選通過を果たし、本大会の出場を獲得します。グループリーグ戦では、ドイツ、エクアドル、ポーランドに敗北し3敗で、敗退となりました。

2010 FIFAワールドカップ

リカルド・ラ・ボルベ監督がコスタリカ代表の指揮を取り、本大会の予選に出場をしました。シード権を獲得しているコスタリカは、グレナダに勝利し2次予選を通過して、3次予選に進出します。3次予選では、ハイチ、スリナムを抑えて最終予選に進出しましたが、勝点がアメリカ合衆国、メキシコ、ホンジュラスには及ばず、予選敗退となりました。

2014 FIFAワールドカップ

パウロ・ワンチョペ監督がコスタリカ代表の指揮を取り、本大会の予選に出場をしました。4回目の予選通過を果たし、本大会の出場を獲得します。しかし、グループリーグ戦では、コスタリカ、ウルグアイ、イタリア、イングランドによって構成される「死の組」と呼ばれるグループDに配置されてしまうのです。しかし驚くことに、ウルグアイ、イタリアに勝利、イングランドと引き分けし2勝1分で、第一位の順位で突破します。決勝トーナメントのラウンド16ではギリシャに勝利し、準々決勝へと進出しました。準々決勝にてオランダに敗北したものの、史上最高であるベスト8を獲得して、本大会は終幕します。

2018 FIFAワールドカップ

グスタボ・マトサス監督がコスタリカ代表の指揮を取り、本大会の予選出場をしました。5回目の予選通過を果たし、本大会の出場を獲得します。グループリーグ戦では、セルビア、ブラジルに敗北、スイスと引き分けし2敗1分で敗退となりました。

【グループE所属】コスタリカ代表のブックメーカーオッズ

次に、コスタリカ代表のブックメーカーオッズをみていきましょう。本大会においてコスタリカ代表は、グループEに配属されており、日本、ドイツ、スペインと対戦予定です。イギリスのブックメーカーである「Betfair」は、グループEの上位2チーム、すなわちラウンド16進出へのオッズを発表しています。

コスタリカは、最下位の予想が立てられているため、オッズは12.0倍と高いです。一方で、日本、ドイツ、スペインは、それぞれ3.75倍、1.1倍、1.08倍となっており、スペインの期待値が最も高いことがわかります。

グループEは死の組とも呼ばれているため、コスタリカが、3位の予想である日本を打ち破れば、ラウンド16進出が決定する可能性が高くなるでしょう。

【2022 FIFAワールドカップ・カタール】コスタリカ 代表メンバー一覧

次に、現時点の(2022月9月16日発表)ワールドカップ・カタールのコスタリカ最新代表メンバー26名をみていきましょう。なお、カッコ内は選手が所属するプロサッカーチームです。

【FW・3名】

ジョエル・キャンベル(フロジノーネ)

アンソニー・コントレラス(エレディアノ)

ヨハン・ベネガス(アラフエレンセ)

【MF・13名】

ダニエル・チャコン(カルタヒネス)

アルバロ・サモラ(サプリサ)

アンソニー・エルナンデス(プンタレナス)

ロアン・ウィルソン(ムニシパル・グレシア)

ブランドン・アギレラ(グアナカステカ)

ジェウィソン・ベネット(サンダーランド)

ゲルソン・トーレス(エレディアノ)

オーランド・ガロ(エレディアノ)

ダグラス・ロペス(エレディアノ)

アーロン・スアレス(アラフエレンセ)

セルソ・ボルヘス(アラフエレンセ)

ブライアン・ルイス(アラフエレンセ)

カルロス・モラ(アラフエレンセ)

【DF・7名】

カルロス・マルティネス(サン・カルロス

ケンドール・ワトソン(サプリサ)

オスカル・ドゥアルテ(アル・ワフダ)

ファン・パブロ・バルガス(ミジョナリオス)

フランシスコ・カルボ(コンヤスポル)

ブライアン・オビエド(レアル・ソルトレーク)

ケイシェル・フラー(エレディアノ)

【GK・3名】

エステバン・アルバラード(トラブゾンシュポル)

パトリック・セケイラ(CDルーゴ)

アーロン・クルス(サプリサ)

【監督】

ルイス・フェルナンド・スエレス

【2022 FIFAワールドカップ・カタール】コスタリカ代表の注目選手5選

ジョエル・キャンベル(30歳)

キャンベルのポジションはFWです。キャンベルは30歳という若さで、117試合もの出場経験があり、2014FIFAワールドカップ・ブラジルでも注目を浴びた選手でしょう。キャンベルの特徴として、瞬発的な速さを用いたドリブルが挙げられます。敵陣に囲まれた状況下でも、スピードのあるドリブルによって見事にかわし、シュートを決めることができる選手です。その攻撃力の高さから、ここという場面でゴールを決めることができるため、チームに大きな貢献をもたらします。

ケンドール・ワストン(34歳)

ワストンのポジションはDFです。ワストンは、MLS年間最優秀DF賞の獲得経験を持つ守備力に溢れた選手であると同時に、ゴールを決めることが可能なシュート力も持ち合わせています。ワストンの特徴として挙げられるのは、196cmという高身長によって敵を圧倒するという点です。ヘッドによるゴールも可能であるため、体格差を活かした得点獲得が期待できます。

ブライアン・ルイス(37歳)

ルイスのポジションはMFです。ルイスは、2006FIFAワールド・ドイツの出場を惜しくも逃した経験を持ちますが、本大会では出場入りを果たしています。ルイスの特徴として挙げられるのは、得点力の高さです。ルイスは、コスタリカ代表において、29点を獲得しておりシュート力に期待ができる選手です。その高い攻撃力を活かして、前線での力強いプレーを行います。なお、ルイスは今シーズンで引退することが決定しているため、ワールドカップ・カタールでは最後の力を尽くしてチームに貢献してくれるでしょう。

ジェウィソン・ベネット(18歳)

ベネットのポジションはMFです。ベネットは、18歳という若さで本大会の出場を果たしています。「コスタリカの神童」とも呼ばれており、今後のチームを引き継ぐ可能性を秘めているのです。ベネットの特徴として、素早い動きによるウインガーを保有するという点が挙げられます。ゴールのアシストにも周り、チーム全体を引っ張っていってくれるような、現在注目を浴びている選手です。

セルソ・ボルヘス(34歳)

ボルヘスのポジションはMFです。ボルヘスは、数多くのタイトルを勝ち取っている、プロフェッショナルな中心的な選手と言えます。ボルヘスの特徴として挙げられるのが、プレーの様々な場面でパスなどのアシスト面を十分に果たし、チームのバランスを保つ点です。負傷による苦悩があったものの、フィジカル面は安定しており、その攻撃力は変わらずにプレーを行います。

まとめ

本記事では、コスタリカ代表のワールドカップの軌跡および、2022FIFAワールドカップ・カタールの代表メンバー・注目選手を紹介してきました。

コスタリカは、2014FIFAワールドカップ・ブラジルにて、死の組に位置していたのにも関わらず、ウルグアイ・イタリア・イングランドを抑え、先陣を切り見事1位で突破している経験を持つ期待が高まっている国の一つです。

2022年11月27日19時から、日本対コスタリカ戦が控えています。本記事で紹介した過去のワールドカップの歴史や注目選手などを踏まえた上で、ぜひご覧になってはいかがでしょうか。