【eスポーツ】注目のプロチームは?世界と日本の有名チームをそれぞれ紹介

新しいスポーツの形として近年大きな注目を集めているのが、タイトルごとに種目を分けゲームの腕で勝敗を競い合うeスポーツです。 もともと10代を中心とした若い世代から絶大な人気を集めていましたが、近年ではいつでも、どこでも参加できる手軽さから老若男女問わず幅広い世代で親しまれています。ゲーム総合情報メディア「ファミ通」の発表では、2024年には国内eスポーツ市場規模が180億円を超えるとされており、その勢いは今後もとどまるところを知りません。

そんなeスポーツの世界にも、サッカーや野球といった通常のスポーツと同様にプロチームが存在しています。 他のスポーツとは違いメディアで見かけることが少ないeスポーツのプロチームですが、中には誰もが知っている有名企業がスポンサーとなっているチームもあります。eスポーツ界では一体どのようなプロチームが活躍しているのでしょうか? この記事では、eスポーツ界で注目のプロチームについて世界と日本でそれぞれ紹介します。

世界の有名なeスポーツプロチームを紹介

まずは、海外で注目のeスポーツプロチームを紹介します。

  • FaZe Clan
  • Cloud9
  • Team Liquid
  • T1

FaZe Clan

FaZe Clan(フェイズ・クラン)は、世界で最もファンの多いプロゲーミングチームです。 2010年にスナイパーチームとしてYou Tube活動を開始し、2012年にプロチームを発足しました。FPSタイトルCall of Dutyシリーズで多くの結果を残しており、ファンの間では名作と名高いCall of Duty:Black OpsⅡの大ヒットによってチームの人気は不動のものになりました。

Call of Duty のイメージが強いFaZe Clanですが、それだけではなくCS:GO・PUBG・FIFA・フォートナイトといったタイトルの競技シーンでも積極的に活動しています。

Cloud9

Cloud9(クラウド・ナイン)はアメリカのプロゲーミングチームです。 MOBAタイトルLoL(リーグ・オブ・レジェンド)のeスポーツチームであった「Quantic Gaming」を元に2013年に設立されました。

現在はCS:GOやPUBGなどジャンルを問わず幅広いゲームジャンルで競技シーンへ参戦しています。 いくつもの大会で実績を残しているだけでなく、アメリカの経済誌「Forbes」が掲載した「世界で最も価値のあるeスポーツ企業」では1位に取り上げられるなど知名度の高さも抜群です。そのため、eスポーツ業界では非常に影響力の強い最大手のeスポーツチームとして認識されています。

Team Liquid

Team Liquid(チーム・リキッド)はオランダに本拠地を置く20年以上の歴史を持つ古参プロゲーミングチームです。 RTSタイトル「StarCraft」シリーズのeスポーツチームとして2000年に発足しました。 現在ではRTSだけでなくMOBAやFPSでも数々の実績を残しています。

2018年にはストリートファイターⅤの日本人プロゲーマーであるネモ選手・竹内ジョン選手と契約、日本の芸能事務所「アミューズ」とパートナーシップ契約を結んだことで話題となりました。 また、Team Liquidは「Alienware Training Facilities」という超豪華巨大トレーニング施設を所有していることでも有名で、この施設には専属のシェフやコーチ、心理学者のコンサルティングが在籍しており選手の生活が全面的にサポートされています。

T1

T1(ティー・ワン)韓国の電気通信会社SKテレコムが2003年に設立したプロゲーミングチームです。 もともとは「SK Telecom T1」という名称でしたが、SKテレコムが米国の「Comcast Spectator」と提携したことで現在のシンプルな「T1」へと変更されました。

LoL(リーグ・オブ・レジェンド)で圧倒的な実力を誇っており、世界大会「LoL World Championship」では2013年・2015年・2016年と史上最多である3度の優勝を挙げています。 世界最高峰のスキルを持つと言われ、LoLの獲得賞金ランキングでも不動の1位を獲得しているFaker選手が所属していることでも有名です。現在はLoLだけでなく、Apex Legends・フォートナイト・PUBGといったタイトルの部門も設立され、積極的に競技シーンへ参加しています。

日本の有名なeスポーツプロチームを紹介

次に、日本の有名なeスポーツプロチームを紹介します。

  • よしもとLibalent
  • DetonatioN Gaming
  • DetoNator
  • Crazy Racoon

よしもとLibalent

よしもとLibalent(よしもとリバレント)は、eスポーツ事業を展開する株式会社Libalentと吉本興業が共同で2018年に設立したプロゲーミングチームです。日本発のデジタルカードゲームShadowvers(シャドウバース)を専門とするeスポーツチームで、国内プロリーグである「RAGE Shadowvers Pro League」への参戦を目的に設立されました。 日本人プロゲーマー初の1億円プレイヤーである、ふぇぐ選手が所属していることでも有名です。

株式会社Libalentは他にも、Call of Duty部門のプロチーム「Libalent Vertex(リバレントヴァーテックス)」を運営しています。 また、スプラトゥーン部門のプロチームである「Libalent Calamari(リバレントカラマリ)」も運営していましたが、こちらは2020年4月に契約を解消しており、現在は「よしもとゲーミング カラマリ」として活動しています。

DetonatioN Gaming

DetonatioN Gaming(デトネーション・ゲーミング)は2012年に設立された日本のeスポーツプロチーム集団です。 ゲームの種目やジャンルに応じた9つの部門を所有しており、日本で最も幅広く競技シーンに参戦しているプロチームであるといえます。

また、日本で初めて選手の報酬に給与制を導入したプロチームでもあり、これまで界隈では目が背けられてきた選手の日常生活をいち早く保証しました。 そのおかげもあり、現在では全部門あわせて40人以上の選手が所属する国内屈指の大手eスポーツチームとなっています。UCC・au・SHARP・ロジクールといった名だたる大手企業とスポンサー契約を結んでおり、国内だけでなく海外でも高い知名度を誇っています。

DetoNator

DetoNator(デトネーター)は愛知県の株式会社GamingDが運営するプロゲーミングチームです。 チーム名は起爆装置という意味があるDetoNatorに由来しています。2009年設立と10年以上の歴史がある老舗チームで、まだまだeスポーツが盛んではなかった当時から日本のeスポーツがシーンを牽引してきた、国内eスポーツチームの先駆けといえる存在です。

FPSやTPSといったシューティングジャンルを中心に活動しており、2016年に開催されたオーバーウォッチのアジア国際大会での優勝など、世界的にも数々の実績があります。 また、DetoNatorは動画配信にも力を入れているチームで、競技部門の他にTwitchでの動画配信を主体とするストリーマー部門が存在しています。2021年には、ストリーマー部門に所属しており日本トップクラスの視聴者数を誇っていたSHAKA氏やStylishNoob氏の卒業が発表され話題となりました。

Crazy Racoon

Crazy Racoon(クレイジーラクーン)は2018年に設立された比較的新しいプロゲーミングチームです。 フォートナイトやApex Legends、VALORANTなどシューティングタイトルを主体に活動しており、フォートナイトのソロモードキル数で世界記録を樹立したRIZART選手をはじめ、タイトルごとに優秀な人材が揃っています。「ゲーマーをかっこよく魅せる」というテーマを掲げており、アパレルブランドの「Xlarge」とコラボしたユニフォームの制作など、日本のeスポーツ市場に新たなファン層を取り込むための活動を積極的に行っているのが特徴です。

2019年にCrazy Racoonが開催した国内で初めての賞金付きフォートナイト大会「Crazy Racoon Cup(CRカップ)」は大きな注目を集め、その後もApex Legends・VALORANT・フォートナイトの3部門で定期的に開催されています。 現在ではチームの選手だけでなく、国内のインフルエンサーや海外のプロプレイヤーまでが参加する日本最大規模の大会となっています。

eスポーツプロチームの中で最も賞金を稼いでいるのは?

eスポーツプロチームの収入源の多くは、国内のプロリーグや海外で開かれる大会で上位入賞を果たした際に得ることができる賞金によるものです。 eスポーツの大会では賞金総額が億を超えることも珍しくないため、たった一夜で億万長者になることも夢ではありません。

実際、eスポーツで最も賞金を稼いでいるプロゲーミングチーム「OG」では、メンバー全員の獲得賞金が5億円を超えています。プロゲーミングチーム「OG」のメンバーごとの獲得賞金は以下の通りです。

  • N0tail選手:獲得賞金約7億4000万円
  • JerAx選手:獲得賞金約6億9000万円
  • ana選手:獲得賞金約6億4000万円
  • Ceb選手:獲得賞金約6億円
  • Topson選手:獲得賞金約5億8000万円

「OG」はMOBAジャンルのタイトルDota2において歴代最強と呼び声高いチームで、2018年、2019年と塗り替えられてきたeスポーツ大会における史上最高賞金を2年連続で手に入れたため、メンバー全員を合わせると32億円以上というとてつもない獲得賞金額となっています。

eスポーツチームを自分で作ることは可能?

eスポーツ競技では、タイトルによってはチームで参加することが前提となっている場合もあるため、プロだけでなくアマチュアでもチームを作る必要があります。 ここでは、これからeスポーツの大会に参加したいという方向けにeスポーツチームの作り方を3つ紹介します。

身近な人に声をかける

もしリアルの友達やオンライン上のフレンドに同じタイトルが好きな人がいるのなら、声をかけてみることですぐにチームを組むことができるでしょう。もとから知っている人とチームを組むのでコミュニケーションが取りやすく、チームワークも良くなります。 何より手間がかからず簡単にチームを作ることができるので最もおすすめの方法です。

SNSで募集する

周りに同じタイトルが好きな知り合いが居ない場合は、TwitterなどのSNSでチームを募集するのも1つの手です。 もし自分で募集するのが難しいと感じるなら、チームメンバーを募集しているアカウントに声をかけてみるといいでしょう。ただ、SNSを利用する場合は多くの人に対して自分から積極的にアプローチしていく必要があります。 その際ネット上のトラブルに巻き込まれることがありますので、ネットマナーには十分に注意してください。

チーム作成ツールを使用する

チーム作成ツールを利用してチームを作る方法もあります。 例えば2019年にリリースされた「e部活」は、同じタイトルをプレイするeスポーツプレイヤー同士で簡単に繋がることができるコミュニケーションサービスです。サービス上でチームを作成すれば招待機能を使ってメンバーを集めることができますし、すでに作成されているチームに参加申請をすることもできます。 サービス内では試合の日程や練習スケジュールなどをメンバーと共有するのも非常に簡単です。

アマチュアからプロへ駆け上がったチームも

この記事では、eスポーツの世界で活躍するプロチームの紹介、そしてアマチュアeスポーツチームの作り方について解説しました。eスポーツでも、サッカーや野球といった通常のスポーツと同じようにたくさんのプロチームがタイトルごとに存在しています。 日本でもたくさんのプロチームが活躍しており、大会や配信などで多くのファンを楽しませてくれています。

プロチームの中には、大会で実績を残すことでスポンサーを獲得して、アマチュアからプロへ駆け上がったチームもあります。 また、アマチュアチーム所属でも、好成績を残せば個人的にプロチームへスカウトされることもあります。 eスポーツの大会やプロチームに興味がある方は、ぜひSNSやツールを利用して積極的にチームを組んでみてください。

なお、当サイトではeスポーツで人気の「ブックメーカー各社の評価・ランキング」を忖度なしで公開しています。そちらもぜひご覧になってください。