eスポーツで今最も熱いタイトルはこれ!海外と日本でそれぞれ紹介

日本と海外で人気のeスポーツタイトル

ゲームをスポーツ競技として捉えるeスポーツが海外で大盛りあがりを見せていますが、その波は少し遅れて日本にも押し寄せています。 ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は2020年の国内eスポーツ市場規模が66.8億円であったと発表しており、さらに今後の成長予測で2024年には180億円を超えるとしています。

1つのエンターテイメントとして確立しつつあるeスポーツですが、陸上競技に100m走や砲丸投げ、棒高跳びなどがあるように、ひとえにeスポーツ競技と言っても使用されるタイトルには様々なジャンル・種類があります。

では、eスポーツではどのようなタイトルが特に人気を集めているのでしょうか? また、国内と海外で人気のタイトルに違いはあるのでしょうか? この記事では、eスポーツで人気のタイトルを海外と日本でそれぞれ紹介します。

オリンピック種目にもなったeスポーツタイトル

そもそもeスポーツとは、エレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)の略で、電子機器を用いて行う競技つまりビデオゲームやコンピューターゲームの対戦をスポーツとして捉える際の名称です。 その歴史は意外と古く、海外ではeスポーツという単語は2000年代前半から使われていました。 日本では、eスポーツ元年と呼ばれ「eスポーツ」が流行語大賞にもノミネートされた2018年以降から徐々に認知されるようになりました。

日本ではまだまだ発展途上なeスポーツですが、海外ではすでにeスポーツはサッカーや野球といった従来のスポーツと同じものとして扱われています。 その最たる例が国際オリンピック委員会(IOC)による「オリンピックバーチャルシリーズ(OVS)」の開催発表です。 OVCに関してIOC会長のトーマス・バッハ氏は「OVSはバーチャルスポーツの分野で新しい視聴者との関わりを深めることを目的とした、新しいユニークなデジタルオリンピック体験です」とコメントし、ゲームの持つ新しい可能性を示しました。

OVCでの実施競技は次の5種目で、日本製のゲームが野球とモータースポーツで採用されています。

  1. 野球:eBaseball パワフルプロ野球2020
  2. 自転車:Zwift
  3. ヨット:Virtual Regatta
  4. ボート:オープンフォーマット
  5. モータースポーツ:グランツーリスモ

世界で最も規模が大きいeスポーツタイトルは?

現在、eスポーツタイトルとして世界で最大の規模を誇るのがLoL(リーグ・オブ・レジェンド)です。 その競技人口は1億人を超えており、世界で最もプレイヤーが多いゲームと言われています。

LoLはMOBAと呼ばれるジャンルのゲームタイトルで、5対5のチームに分かれてお互いの陣地を奪い合い相手チームの本拠地を陥落させることで勝利となります。 もともとはPC専用ゲームでしたが、2020年にモバイル版も配信されたことで間口が広がり幅広い世代で親しまれるようになりました。大会の賞金規模も非常に大きく、2018年に開催された世界大会League of Legends World Championshipでの賞金総額は約7億円にものぼりました。

世界最大のプレイヤー数を誇るLoLですが、多いのはプレイヤーだけではありません。 ゲーム配信をメインとしているストリーミングサービスTwitchでは常に上位の視聴者を獲得しており、スポーツ観戦のコンテンツとしても高い人気があることが伺えます。

世界で人気のeスポーツタイトル

ここからは、世界で人気のあるeスポーツタイトルを紹介します。

Fortnite

FortniteEpic Gamesが2017年にリリースしたバトルロイヤル形式のオンラインゲームです。 PC、PS4/5、Nintendo Switch、アンドロイド(スマフォやタブレット)など幅広いプラットフォームで展開されており、プレイヤー数は全世界で2000万以上にものぼります。

通常のバトロワに「建築」という要素を組み合わせて、「ビルディング・シューター」という唯一無二のジャンルを確立したのがFortniteです。 武器や装備だけでなく、建築に必要な資材をマップ上で集めることで試合を有利に運んでいく独自の戦略性がこのゲームの魅力となっています。

CS:GO

CS:GO(Counter-Strike: Global Offensive)Valve Softwareが開発している「カウンターストライク」シリーズの最新作で、FPSジャンルでは世界最大の競技人口を誇るPC専用ゲームです。

プレイヤーは特殊部隊とテロリストで攻守に分かれ、相手チームの全滅または目標を爆破・防衛することで勝利となります。 CS:GOではラウンド開始時に全プレイヤーは基本的に拳銃とナイフしか所持していない状態で始まるため、試合中に獲得するお金でどのような武器や装備を購入するかが勝利の鍵を握る重要な要素となります。

VALORANT

LoLを手掛けたライアットゲームズが古典的な競技型FPSタイトルに進出を果たすために開発したのがVALORANTです。 近未来を舞台としており、SFチックなアビリティを組み合わせた銃撃戦はリアル系FPSとは違った魅力があります。プレイヤーはエージェントと呼ばれる特殊能力を備えたキャラクターを操作して、攻撃チームは拠点へのボム設置、防衛チームは敵の進行の阻止を目指して戦います。 攻守は12ラウンドごとに交代され、先に13ラウンド先取した方が勝利となります。

一般発売前に実施されたクローズドβテストでは、Twitchにおける同時視聴者数が170万人を突破し注目を集めました。 2020年にリリースされたばかりのタイトルですが、リリース直後から圧倒的なスピードでプレイヤー数を伸ばしている今最も勢いのあるタイトルの1つです。

StarCraft2

StarCraft2ブリザードエンターテイメントが運営するRTSジャンルのゲームです。 RTSとはリアルタイムで複数の駒を操作して敵拠点の破壊などを目指すゲームのことで、StarCraft2では3種族ある駒のいずれか1つを操作して敵ユニットと攻防を繰り広げ、生き残った方が勝者となります

リアルタイムで状況が変わる戦場では常にプレイヤーの直感的な操作が求められます。 お互いの知略をぶつけ合うことで生まれる手に汗握る臨場感はRTSであるStarCraft2ならではの魅力です。

Dota2

Valveが開発・提供しているDota2MOBAの元祖と言われているゲームです。 試合は5対5で行われ、ヒーローと呼ばれる様々な能力を持つキャラクターを操作してタワーを破壊していき、最終的に敵チームの本拠点を破壊した方が勝利となります。

Dota2は大会の賞金をプレイヤーが購入した課金アイテムの売上から上乗せしていくのが特徴で、このシステムによって大規模な大会の開催を実現しています。 事実、2019年に行われた世界大会では賞金総額約37億円を記録しました。

FIFA

FIFAシリーズElectronic Artsが開発しているサッカーゲームで、リアルなグラフィックスで再現された世界各国のプロチームに所属する実際の選手をコート上で操作することができます。 本タイトルはFIFA(国際サッカー連盟)に公式に認められており、世界中のほとんどのプロサッカー組織と実際に契約を結んでいます。サッカーゲームの代表格として世界的に認知されており、シリーズの累計販売本数は3億本を超えています。

そんなFIFAの魅力はなんといっても敷居の低さです。 サッカーという世界的に人気の高いスポーツをモチーフにしているため、普段ゲームをしない方でもスポーツ観戦感覚で気軽に楽しむことができます。

日本で人気のeスポーツタイトル

次に、日本で人気のeスポーツタイトルを紹介します。

APEX Legends

APEX LegendsElectronic Artsが提供するバトルロイヤルシューティングゲームで、2019年2月に配信が開始されました。 大人気FPSタイトル「タイタンフォール」の世界観を踏襲したFPSジャンルのバトロワで、3人1チームとなり生き残りを賭けて戦います。

APEX Legendsの特徴は、レジェンドと呼ばれるプレイキャラクターに備わった特殊能力にあります。 レジェンドごとに移動に適した能力・防衛に適した能力など様々な特性があり、APEX Legendsでは撃ち合いの強さだけでなく、いかにレジェンド固有の能力を使いこなせるかが重要となります。

PUBG

言わずと知れたバトロワブームの立役者PUBGです。 2017年に配信が開始されると瞬く間に世界中のユーザーから爆発的な人気を集め、当時まだ馴染みの無かった「バトルロイヤル」というジャンルを広く普及させました。

もともとはPC専用ゲームでしたが、現在ではXboxやPS4、スマホ(iOS/Android)でも配信がされており、今なお様々な年齢層にプレイ人口が広がっています。 最後の1人になった際に画面上に表示される「勝った!勝った!夕飯はドン勝だ!」は有名なフレーズとなっており、他のバトルロイヤルゲームでも勝利することを「ドン勝」と呼ぶ言い回しが流行しました。

Rainbow Six:Siege (R6S)

Rainbow Six:SiegeUbisoftが開発する大人気タクティカルFPS「Rainbow Six」のシリーズ7作目となる作品です。 Siege(包囲作戦)の通り主に屋内戦がメインで、建物に立てこもったテロリストとそこへ突入する特殊部隊に分かれて銃撃戦を繰り広げます。選択可能なキャラクターは60人以上おり、それぞれにガジェットと呼ばれる固有の能力が与えられています。 屋内戦がメインとなっている今作ではガジェットを駆使した立ち回りが攻撃・防衛どちらにおいても重要で、試合ではタクティカルFPSの名に恥じない高度な戦略性が求められます。

Rainbow Six:Siegeは世界中で人気のあるタイトルですが、最近では国内のプロゲーミングチーム「野良連合」が2019年Six invitationalに日本勢として始めて出場し、4位に輝く活躍をするなど日本でも大きな盛り上がりを見せています。

Call of Duty

Call of Duty戦争に焦点を当てたミリタリー系FPSで、発売から15年以上の歴史を持つFPSの王道と呼べるタイトルです。 最新作であるCall of Duty:Modern Warfareはシリーズの19作目となります。作品ごとに現代戦であったり近未来であったりと戦場の舞台は異なりますが、基本的なシステムは変わることがなくシリーズの伝統をしっかりと踏襲しています。 最大の特徴はド派手な戦闘と実写さながらの美麗なグラフィックスで、まるで本当の戦場にいるかのような臨場感をどのシリーズでも味わうことができます。

CoDもRainbow Six:Siege同様世界的に非常に人気の高いタイトルですが、日本ではYouTuberによる実況動画の影響でクランと呼ばれるコミュニティーが数多く立ち上がるなど独自の盛り上がりを見せていました。

ストリートファイターV

ストリートファイターV30年以上の歴史を誇る国産格闘ゲームの最新作です。 1対1で試合を行い相手の体力ゲージを0にした方が勝ちというシンプルなゲーム性が特徴で、数多くあるeスポーツタイトルの中でも特にルールを理解しやすい種目となっています。シンプルなゲームであるがゆえにごまかしが効かず、プレイヤーの実力の差が顕著に出てしまうため、トップ同士の戦いではたった1つのミスが勝敗を分けることも多々あります。

日本人初のプロゲーマーである梅原大吾選手や東大卒プロゲーマーとして有名なときど選手など、日本人選手が世界のトップで多く活躍しているタイトルの代表格です。

シャドウバース

シャドウバースCygamesが提供する日本発のデジタルカードゲームです。 美麗なイラストで描かれたダークファンタジーの世界観が特徴で、日本では「シャドバ」の愛称で親しまれています。国内産のタイトルだけあって特に日本で高い人気を誇り、2018年にはプロリーグである「RAGE Shadowverse Pro League」が設立されました。 また、大規模な大会も数多く開催されており、世界大会であるShadowverse World Grand Prixは国内大会で唯一優勝賞金が1億円を超えています。

eスポーツシーンでは日本人選手の活躍も目立ち、Shadowverse World Grand Prixの2018年大会では日本のふぇぐ選手が優勝を果たし優勝賞金1億1000万円を獲得しました。

まとめ

この記事では、現在eスポーツで人気を集めているタイトルは何なのか、海外と日本に分けて紹介しました。人気のeスポーツタイトルは国や地域、年代によっても変わります。 もしかすると、今まで避けてきたタイトルの中にeスポーツの楽しさをさらに高めてくれる作品があるかもしれません。

実際に触れてみるまではいかずとも、You Tubeなどで試合を観戦するだけでもそのゲームの魅力を感じることは十分にできます。 eスポーツをこれまで以上に楽しめるよう、これを機に今までプレイしたことのなかったタイトルにも目を向けてみてはいかがでしょうか?

なお、当サイトではeスポーツで人気の「ブックメーカー各社の評価・ランキング」を忖度なしで公開しています。そちらもぜひご覧になってください。