eスポーツがオリンピック種目になる可能性|2028年大会を目標に

eスポーツがオリンピックの正式種目になる可能性

eスポーツがオリンピック種目になるかもしれないと2018年頃からニュースなどで取り上げられるようになりました。10年前ならゲームがオリンピック種目候補になるなんて言っても誰も信用しなかったですよね。実現すればスポーツとゲーム双方の業界にとって歴史的1ページとなるはずです。

業界では後進国とされる日本ですらeスポーツがこれだけ盛り上がっているのですから、世界では私たちが想像できない程に大きな盛り上がりを見せているのだと思います。競技人口は少なく見積もっても1億人以上、観戦者数は6億人程度と言われており、テニスと大体同じ競技人口だと考えて貰えればその規模が分かります。メジャースポーツと比較してもeスポーツは競技として劣っていないのです。2021年となった今、eスポーツがオリンピックの正式種目となる話はどこまで進んでいるのか、進展の話が出ないのは何が問題となっているのか、疑問を持っている人も多いと思います。eスポーツのオリンピックに関する基本情報や、競技化に向けた現状と問題点候補となりそうなタイトルなどを紹介しながら、この記事では「eスポーツとオリンピック」をテーマに詳しく解説していきます。

オリンピック種目として採用が期待されるeスポーツとは

オリンピック種目としてeスポーツが採用されると噂になっていますが、そもそもeスポーツが何なのかを知らない人も少なくないはずです。そもそもeスポーツが分類としてスポーツではないのであれば、オリンピック競技として採用されることに疑問が残ります。eスポーツのオリンピック種目化にあたり、まずはeスポーツとは何なのか、eスポーツは本当にスポーツなのかという点について紹介していきたいと思います。

eスポーツの定義とは

eスポーツがゲームの競技であることは分かりますが、正式な定義の中にスポーツというワードが入っているのか気になります。eスポーツ振興のために設立されたJeSUこと一般社団法人日本eスポーツ連合の公式HPには以下のようにい定義が記載されていました。

eスポーツ(esports)とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。

JeSU一般社団法人日本eスポーツ連合

eスポーツと聞くとコンピューターゲームによる競技ばかりのイメージが強いですが、電子機器を用いて行う娯楽も含まれるということは、競技だけでなく普通に家庭で楽しむビデオゲームもeスポーツに含まれるということです。競技というイメージの強さから別世界のように感じられますが、一般家庭で皆さんが娯楽・趣味として楽しんでいるビデオゲームも日本eスポーツ連合が定めるeスポーツの定義に当てはまるのです。また、最後に「スポーツ競技として捉える際」と記載されているのが気になりますね。具体的にeスポーツがスポーツの一種である理由までは書かれていませんでした。

スポーツの定義とは

eスポーツの馴染みが無い人にとってはまず、オリンピックでの競技化以前にeスポーツが果たしてスポーツに分類されるのが正しいことなのかどうかに疑問を抱くと思います。スポーツといえば健康的に身体を動かすことが大前提であり、プロシーンであってもゲームはスポーツとは言えない気がしますが、東京オリンピック・パラリンピックガイドのページにはスポーツについてこのように記載されていました。

スポーツとは「身体を動かすという人間の本源的な欲求に応え、精神的充足をもたらすもの」と定義されています。 -中略- 英語の「Sport」は19~20世紀にかけて世界で一般化した言葉であり、その由来はラテン語の「deportare」(デポルターレ)という単語だとされています。デポルターレとは、「運び去る、運搬する」の意。転じて、精神的な次元の移動・転換、やがて「義務からの気分転換、元気の回復」仕事や家事といった「日々の生活から離れる」気晴らしや遊び、楽しみ、休養といった要素を指します。

東京オリンピック・パラリンピックガイド

スポーツには身体を動かすだけでなく、精神的充実をもたらすものも含まれているようです。元記事に書かれているように気分転換や気晴らしもスポーツの本質なのであればeスポーツは十分スポーツの一種と言えそうですね。

eスポーツのオリンピック競技化の現状と問題点

eスポーツも世界的に認知されてオリンピック競技化に向けて期待も高まっていますが、相変わらずオリンピック競技として採用されたなどの情報を耳にすることはありません。ここでは、eスポーツのオリンピック競技化に向けての現状と問題点について紹介していきたいと思います。

IOC会長が問題点を指摘

オリンピック正式種目にeスポーツが選ばれるのではという話が出たのは、2018年にインドネシアで開催されたアジア競技大会がキッカケと言えるでしょう。

デモンストレーションという枠ではありますが、eスポーツの試合がアジア競技大会の中で行われたのです。採用されたのは「League of Legends」「PES 2018(ウイニングイレブン2018)」「Arena of Valor」「Star CraftⅡ」「Hearthstone」「Clash Royale」の6タイトルで、世界中から大きな注目を集めました。

2022年に中国で行われるアジア競技大会では正式種目にという話も出たので、業界は「よし、オリンピックの正式種目入りも目指そう!」と盛り上がったわけですが、オリンピック委員会側はどうでしょうか?IOCのバッハ会長はAP通信の取材に対して以下のように答えています。

We cannot have in the Olympic program a game which is promoting violence or discrimination. So-called killer games. They, from our point of view, are contradictory to the Olympic values and cannot therefore be accepted.

-AP NEWS-https://apnews.com/3615bd17ebb8478ab534691080a9a32a

要約すると、「暴力や差別を助長するゲームはオリンピックの意義に反するから認められないよ」ということです。確かにFIFAやPESのようなeスポーツの中でもスポーツ系タイトルなら問題ないのかもしれませんが、「平和の祭典」であるオリンピックで、「Call of Duty」や「CS:GO」といったFPSは完全にアウト。MOBAも難しいラインと言わざるを得ません。

ゲームタイトルの決定が難しい

正式種目として認められるには、どのゲームタイトルを種目として採用するのかという問題が発生します。どこのゲーム開発会社にとっても「オリンピック正式種目」の肩書は欲しいでしょうからね。例えば中国はeスポーツ市場に大きな可能性を感じており、2020年1月に中国・西安で開催された「国際eスポーツカンファレンス」には中国オリンピック委員会副主席が参加するなど、国家レベルで力を入れている様子。今後もeスポーツでは自分たちが中心となってオリンピックを目指すという意思表明にも感じ取れました。

MOBA系ではハッキリとLeague of Legends、Dota2という2大巨頭があるのでオリンピック競技としても採用が濃厚かと思いますが、この2つはRiot GamesとValve Corporationといういずれもアメリカの会社が開発したタイトル。発言力のある中国が素直に首を縦に振るとは思えず、「王者栄耀(Arena of Valor)」など中国の開発したゲームを推したいはずです。これは色々と揉めそうですよね。

競技人口が分からない

eスポーツが競技人口を計りにくい競技であることもオリンピック競技化に向けて障害の1つです。LoL World Championship Final 2018で9,960万人の視聴者(重複なし)がいたとRiot Gamesは発表していますが、その全員がプレイヤーであるかといえば分かりません。登録者数をプレイヤー数としているゲームもありますが、多くのプレイヤーがサブとして複数のアカウントを所持しているということもあり、正確なプレイヤー数が分からないのです。ランク戦参加人数もサブアカウントを理由に信頼できない部分があるので、本気でオリンピックを目指すのであれば韓国と同様に国民IDとの紐付けなどを世界的な義務とするべきかもしれません。

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オリンピック種目候補になりそうなeスポーツタイトル6選

eスポーツがオリンピック種目として採用される際に候補として有力なゲームタイトルは以下の通りです。

  • FIFA21(SPORTS)
  • League of Legends(MOBA)
  • Counter-Strike(FPS)
  • StarCraft II(RTS)
  • Clash Royale(RPG)
  • Hearthstone(CCG)

2018年のアジア競技会で採用されたタイトルをベースに各ジャンル1本ずつを選んでみました。スポーツのジャンルで絶大な人気を誇るFIFAは候補として有力なタイトルですね。Arena of ValorやDota2といった人気タイトルが複数あるMOBAですが、世界の全地域で高い人気のLoLが有力と思われます。オリンピックのテーマと合わないので採用されるか分かりませんが、FPSからはCS:GOをピックアップ。APEXやTPSですがフォートナイト等人気タイトルもあるので大激戦となりそうなジャンルです。アジア競技会でも開催されたStar Craft、Clash Royal、Hearthstoneも世界的に人気があるタイトルですから、オリンピックで採用されても不思議ではないですね。

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eスポーツのオリンピック競技実現は2028年が狙い時

オリンピックの正式種目になるには、乗り越えなければならない課題が山積みです。ただ、実現するのであれば2028年に開催されるロサンゼルスオリンピックが可能性としては高いと個人的には考えています。

というのも、オリンピックには正式種目の他にその大会に限って実施される「追加種目」というものがあります。2020年の東京オリンピックは野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの5競技が追加種目。2024年のパリ五輪ではブレークダンス、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの4競技が追加種目として決定しています。実はパリ開催でもeスポーツは候補に挙がっていたのですが、そもそも国際eスポーツ連盟がIOC承認団体という条件を満たしていないので不可能でした。しかし、2028年までは時間もありますし、開催地はなんとロサンゼルス。eスポーツ業界を常にリードしてきたアメリカが提案するということで、十分に可能性はあると言えるはずです。

eスポーツ大会は既にブックメーカーでも注目

海外ではスポーツの大会賭けることが基本ですが、その元祖ともいえるブックメーカーでもeスポーツに賭けられるようになりました。200年以上の伝統を持つブックメーカーでeスポーツが採用されたというのは、人気スポーツとして世界的に認められた証でもあります。オリンピックもブックメーカーで盛り上がるイベントですので、eスポーツがオリンピック種目に採用されれば、大きな盛り上がりとなるはずです。最後にeスポーツに賭けられるブックメーカーを紹介するので、eスポーツが好きな方はチェックしてみると面白いと思います。日本のeスポーツリーグも公開されているので、オッズを見るだけでも楽しめます。当サイト「Daily Bookmaker.com」ではライセンスと運営会社を厳しい審査基準で調査し、実際に担当者と話して信頼できると判断したブックメーカーのみを掲載しております。何かトラブルがあった際には、お気軽にお問い合わせください。

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