プロゲーマーに女性が少ない理由とは?海外美人女子プロゲーマーも紹介

女性プロゲーマーについて解説"

近年、ゲームを競技スポーツとして捉えたeスポーツを楽しむ方が増え、年齢・性別問わず大きな盛り上がりを見せています。しかし、大きな世界大会や賞金ランキングを見ても、活躍しているのは男性選手ばかり。 もちろんゲーマーの中には女性の方もたくさんいますが、プロとして活躍している印象はあまりありません。

eスポーツは、男女の区別がないジェンダーレスの競技として設計されています。 では、なのになぜプロゲーマーに女性が少ないのでしょうか?この記事では、プロゲーマーに女性が少ない理由を解説し、日本と海外で活躍する女性プロゲーマーをそれぞれ紹介します。

なぜ女性のプロゲーマーは少ないのか?

男性選手と比べて圧倒的に数の少ない女性プロゲーマーですが、なぜeスポーツという性別の垣根が無い競技においてもこれだけの差が生まれるのでしょうか?

反応速度の違い

能力的な観点から男性と女性の差を述べるなら、eスポーツという競技においては反応速度の違いが挙げられます。男性12名・女性7名の反応速度を測定した金沢大学生の研究によると、色の刺激や色が動く刺激では女性よりも男性のほうが反応速度は速いという結果が出ました。そのため、現在eスポーツで主流の格闘系やFPS/TPSといった反応の差が勝負を分けるタイトルでは男性が優位となると考えられています。

Nyanpi選手の意見

次に、実際の女性プロゲーマーの方の意見を見ていきましょう。18歳という若さながらゲーミングチーム「MOF」を設立し、自身もストリートファイターⅤのプロゲーマーとして活躍しているNyanpi選手は、インタビューで「現状、トップで活躍しているのは男性プレイヤーが多いですが、実力面で男女の差はあると思いますか?」という質問で「女性のほうが見た目に気を使ったりするので、男性よりもプレイ時間が少なくなってしまうのかなと思います」と回答しました。

実際、身支度に関しては化粧なども含め女性のほうが時間を取られてしまいがちなので、こういった意見も間違いではないでしょう。

女性プレイヤー特有の悩み

ゲーム業界では女性プレイヤー特有の悩みもあります。

プロゲーミングチーム「CYCLOPS athlete gaming」に所属する女性プロゲーマーたぬかな選手はインタビューで、高い水準でプレーしていても同じチームの上手の男性プレイヤーのおかげで勝てているだけと、「実力があっても認められない」場面が多くあると語りました。 また、「顔が可愛くない」などといった誹謗中傷を受ける機会も少なくないそうです。

上記のように、ゲームの実力という本来プロゲーマーに求められるべき素質以外の部分で評価されてしまうことは、メディアへの露出もあるプロゲーマーという職業への女性参入を妨げる原因の1つになっているでしょう。

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女性のプロゲーマーがさらに増えるための取り組み

現状極めて少数派である女性ゲーマーですが、その活動を支援する取り組みもあります。アメリカのフロリダ州を拠点とするMisfits Gaming Groupは、女性ゲーマーのさらなる活躍を後押しするために、女性ゲーマーに特化したプラットフォーム「Women of Misfits」を発表しました。Women of Misfitsでは女性ゲーマーのキャリアアップをサポートするために、女子スポーツ選手やYouTuberといった著名人を講師として招きレクチャーが行われます。

また、ケニヤ人初の女性プロゲーマーであるシルビア・ガソニ選手も、日々自身の活動を通じて女性ゲーマーが増えることを支援している選手の1人です。 「女性は家にいて家事をやり、男性が社会に出て働く」という風潮が未だに強いケニアで、プロゲーマーという立場から女性の社会進出を訴えています。ナイロビの大学で法律を学ぶ学生でもあるガソニ選手はインタビューで、「将来は弁護士として法的観点からもこの問題に取り組み、eスポーツで活躍する女性を増やしたい」と語っています。

女性プロゲーマーチーム「Bumble」と「Vaevictis」

2019年8月、世界で6500万人以上のユーザーを抱えるアメリカ発のマッチングアプリ「Bumble」がeスポーツ団体「Gen.G」と共同で、女性だけのフォートナイト専門のeスポーツチーム「Gen.G Empowered by Bumble」(通称Team Bumble)を設立しました。

Bumbleは「女性主導」がコンセプトなっているマッチングアプリで、創業者であるホイットニー・ウルフさんは「女性のエンパワーメント」を強く推進しています。 Team Bumbleでは、マッチングアプリBumble と同じくeスポーツ界が抱える性別差のない設計ながらも現状男性有利が続いているという問題の解決と支援を目指しています。

なお、Team Bumbleの設立に伴い、Bumbleはゲーマー同士の交流をより盛んにするために、アプリ内で自身をゲーマーだと名乗るユーザーを絞り込める機能を追加しました。 これにより、同じ趣味を持った「ゲーマー」と性別に囚われることなくマッチングすることが可能になりました。

しかし、同じく女性だけのゲーミングチームでもLOL(リーグ・オブ・レジェンド)のプロゲーミングチーム「Vaevictis Esports」のような事例もあります。 Vaevictis Esportsはロシアの国内プロリーグLCLに所属しているプロゲーミングチームでしたが、2019年シーズンにリーグの降格システムが緩和されると、それまで所属していた男性選手5人を全て女性選手と入れ替えてしまったのです。

これだけではただのメンバー入れ替えですが、問題は新メンバーの実力にありました。新たに入った女性選手は全員が国内のトッププロで戦える実力とは言えず、事実Vaevictis Esportsはゲーム内の実力を示すレートでも、メンバー全員が同リーグに所属しているプロ選手よりも大きく下回っていました。 そのことが「降格がないから実力ではなく話題性で売り出そうとしている」、つまり勝つために本気で取り組んでいる他のプロチームを侮辱しているとして大きな反感を買いました。結局、Vaevictis Esportsはそのシーズンのリーグ戦で1勝も挙げることができず、ロシアRiat Gamesが「クローズドリーグにおけるプロとして許容できないレベル」だという声明を発表、その後LCLからは追放されてしまいます。

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海外の美人女性プロゲーマーを紹介

ここから実際にプロとして活躍している海外の女性プロゲーマーを紹介します。

Scarlett

Scarlett選手は、カナダ出身のプロゲーマーで、リアルタイムストラテジーゲーム「Star Craft2」の女性最強プレイヤーとして知られています。

1度MOBAゲームである「Dota2」へ移行しましたが、そちらでは実力が振るわず再び「Star Craft2」へと戻りました。 累計獲得賞金は3500万円を超えており、2016年には「総獲得賞金が最も多い女性プロゲーマー」としてギネスに認定されました。

KittyPlays

KittyPlays選手は先程紹介した女性だけのプロゲーミングチームTeam Bumbleのリーダーを努めているカナダ出身のプロゲーマーです。

もともと、美しい見た目と巧みなトークスキルから多くの登録者を持つ有名なストリーマーでしたが、Team Bumbleの立ち上げと共にフォートナイトのプロゲーマーとして活動を開始しました。女性プレイヤーの割合が35%と高いフォートナイトは女性プレイヤーの活躍が比較的多く見られるタイトルで、KittyPlays選手のこれまでの大会での最高順位は3位となっています。

Ricki Ortiz

Ricki Ortiz選手はプロゲーミングチーム「Evil Genius」に所属するアメリカ出身のプロゲーマーです。 2003年から現在まで国際大会で活躍し続けている古参プレイヤーで、日本ではリキ姉の愛称で親しまれています。

主に格闘ゲームを専門としており、ストリートファイターでは「春麗」の使い手です。 最強の女性格ゲープレイヤーと名高く、世界最大級の規模を誇る格ゲーの世界大会EVO(エボリューションチャンピオンシップシリーズ)での最高順位は2位となっています。

日本の女性プロゲーマーを紹介

次に日本で活躍する女性プロゲーマーを紹介します。 海外と比べるとまだまだ少ないですが、日本でも徐々に女性プレイヤーの活躍が目立つようになってきています。

チョコブランカ

チョコブランカ選手は日本で初めて女性プロゲーマーとなった選手です。

名前の由来は飼っていたうさぎの名前とストリートファイターのキャラクター「ブランカ」からきています。 チョコの愛称で親しまれており、海外のファンからは日本初のプロゲーマーである梅原大吾選手になぞらえて「Lady Beast」と呼ばれることもあります。

友人に誘われてストリートファイターⅣを始め徐々にのめり込んでいったチョコブランカ選手は、2010年当時最強のプレイヤーの1人と言われていたマゴ選手を大会で倒したことで一躍脚光を浴びました。 同じ年に女性限定の大会でも優勝したことで女性最強プレイヤーとして国内外でさらに大きな注目を集めます。

これらのことがきっかけで2011年にアメリカのプロゲーミングチーム「Evil Geniuses」にスカウトされ、日本人女性初のプロゲーマーとなりました。

はつめ

はつめ選手は2016年頃から活動を始めており、主に格闘ゲーム「ストリートファイターⅤ」の大会で活躍していました。 2017年4月に株式会社COMPとスポンサー契約を結び、日本で4人目の女性プロゲーマーとして正式に活動を開始します。

その後、2018年7月から2021年3月まで日本のプロゲーミングチーム「父ノ背中」に所属し、主にゲームのプレイ動画を配信するストリーマーとして活躍していました。

現在はフリーランスとしてYou TubeやTwitchなどでの動画配信、ユーザー主催大会のMCなどを務めています。

ゆうゆう

ゆうゆう選手はプロゲーミングチームUYUに所属するプロゲーマーです。 格闘ゲーム「鉄拳」をメインとする女性プレイヤーとしては、たぬかな選手に続いて日本で2人目のプロゲーマーとなります。

2007年頃から活動を始めており、結婚・出産を機に1度前線から退きましたが、2018年に開催された梅原大吾選手主催の格闘ゲームイベント「獣道弐」で復帰を果たし2021年現在も大会やYou Tube配信等で精力的に活躍中です。

鉄拳の国内チーム大会の代名詞と言えるMASTER CUPには12年間全て出場しており、最高成績は2位となっています。

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まとめ

この記事では、プロゲーマーに女性が少ない理由を解説し、日本と海外で活躍している女性プロゲーマーをそれぞれ紹介しました。

ゲームの魅力は老若男女関係なく誰でも楽しめるところにあります。それは競技として腕を競い合うeスポーツとなっても変わりはありません。 「女性だから負けた」「女性ゲーマーは弱い」と決めつけるのではなく、純粋に実力だけを評価し、性別はあくまでも個性として捉えることがeスポーツでは大切です。

eスポーツ元年と呼ばれる2018年以降、徐々にゲームへの偏見はなくなっており、日本でもプロゲーマーと呼ばれる職業が身近なものとなってきています。 eスポーツという競技の魅力を最大に活かし、性別関係なく全てのプレイヤーが参入しやすい環境を作ることが女性プロゲーマーの増加に繋がり、さらにはeスポーツ業界全体のこれまで以上の盛り上がりにも繋がるでしょう。

なお、当サイトではeスポーツで人気の「ブックメーカー各社の評価・ランキング」を忖度なしで公開しています。そちらもぜひご覧になってください。

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