ブックメーカーで使われる用語をまとめました【初心者必見】

ブックメーカーの用語って馴染みのない単語ばかりで難しいですよね。意外と専門用語が多く、横文字ばかりなので最初は大変に感じる方も多いかもしれませんが、用語を知れば知るほどブックメーカーを楽しむことができます。
ここではブックメーカーで頻繁に使われる用語を集めてみました。また、アルファベット順に並べてあるので、知りたい用語を簡単に見つけることが可能です。このページをブックマークしていただき、ブックメーカーを楽しみながら分からない単語があった際に辞典として見ていただければと思います。
目次
ブックメーカーで使われる用語一覧
Accountant(アカウンタント)
英語で会計士という意味を持つ「アカウンタント」ですが、かつては馬券販売を行っていた胴元のことを「turf accountant(ターフアカウンタント)」と呼んでいました。現在もブックメーカーのことをそう呼ぶ人がいます。
Accumulator(アキュムレーター)
別名マルチベットとも言われる「アキュムレーター」。複数のベットを1つのベットとして扱うことを指しますが、1つでも外れたら負けというリスクが高いベット方法でもあります。一方で試合数が増えれば増えるほどアキュムレーターの場合はオッズが上がるので、自信のある試合が複数ある場合によく使われます。
Action(アクション)
様々な種類のベッティングが有効であるかどうかを示す用語で、有効の場合は「アクション」、無効である場合は「ノーアクション」と表記されます。アクションになるタイミングはスポーツによって異なりますので確認が必要です。
All InBetting(オールインベッティング)
スポーツの試合自体がキャンセルになった場合は返金されますが、選手が不出場・退場などしても返金が行われないベットのことを、オールインベッティングと言います。スターティングメンバーや出走馬などが確定していない段階でベットするのはリスクが伴いますが、オッズ面で高い配当を得られます。
Arbitrage(アービトラージ)
複数のブックメーカーで同じ試合の異なる予想にベットをし、オッズ差を利用して確実に利益を得る手法を「アービトラージ」と言います。これは必勝法として有名なものですが、近年はどこのブックメーカーでも禁止とされていることが多いです。稀にアービトラージを禁止していないところもありますが、そういったところでは対策が打たれています。
ブックメーカーのアービトラージは危険?|知らないと怖いリスクとは
Asian Handicap(アジアンハンディキャップ)
日本でも高い人気を誇る「アジアンハンディキャップ」。サッカーで用意されるスプレッド(ハンディキャップ)ベッティングのことで、ドローはなく、ホーム勝利かアウェイ勝利の2択しかありません。ドローの場合は返金対象となりますが、0.5など小数点以下が含まれることも多いです。
B.M(ビーエム)
基本的にはブックメーカーと言われますが、略称として用いられることも。
B.R(ビーアール)
ブックメーカーでは資金のことを「バンクロール」とい言いますが、日本語対応しているブックメーカーも増えているので、最近ではあまり見かけません。
Bet The Limit(ベット・ザ・リミット)
特定の試合やイベントで、一度に賭けることができる上限のことを「ベットザリミット」と言います。ブックメーカーが独自に決めるので、統一されているわけではありません。また、「マックスベット」と表記されることもあります。
Bookie(ブッキー)
胴元として認可された人、つまりはブックメーカーのことを指します。また、ブックメーカーをプレーしている愛好家のことも「ブッキー」と呼ぶことがあるようです。
Bookmaker(ブックメーカー)
スポーツや政治のベッティング運営会社として胴元になることを許可された企業のことを「ブックメーカー」と言います。また、スポーツベッティングサイト自体のことを指すこともあります。
Close/Closing Line(クローズ/クロージング・ライン)
別名でファイナルラインとも言われますが、ブックメーカーがオッズを公開する前のベッティングラインのことを「クロージングライン」と呼びます。
Dog Player(ドッグ・プレイヤー)
一般的に勝利する可能性が低いチームや、活躍する可能性の低い選手にベットする人のことを「ドッグプレイヤー」と言います。日本では同じ意味で「穴党」という言葉がありますね。
Double Chance(ダブルチャンス)
通常は自分が賭けたチームが勝利して的中ですが、勝利でも引き分けでも的中というベットの仕方を「ダブルチャンス」と言います。配当は下がりますが、リスクを大きく回避することができます。
European Handicap(ヨーロピアン・ハンディキャップ)
本来、ハンディキャップと言えばこの「ヨーロピアンハンディキャップ」を指しますが、アジアンハンディキャップが新しく登場してから区別するために名前がつけられました。無効なベットや返金があるアジアンハンディキャップに対して、「ヨーロピアンハンディキャップ」では無効なベットや返金がありません。
Favorite(フェイバリッツ)
勝つ可能性が高く、ブックメーカー側が最も低いオッズを付けたチームや選手を「フェイバリット」といいます。日本のギャンブルでは1番人気という表現が一般的ですが、パリミチュエル方式のようにプレイヤーの購入額に左右わけではないので、若干意味が異なります。
Fixed Odds(フィックス・オッズ)
ブックメーカーでは自分が賭けたタイミングのオッズが適用され、その後にどれだけオッズが変動しても、払戻金に影響はありません。「フィックスオッズ」とは、その自分が賭けた際のオッズのことを指します。
ブックメーカー「オッズ」について徹底解説します!【知らなきゃ大損】
Handicap(ハンディキャップ)
片方のチームや選手のオッズが極端に低い場合でもベットを楽しめるように、ブックメーカー側が0.25刻みで「ハンディキャップ」を設定します。ハンディキャップにはヨーロピアンハンディキャップとアジアンハンディキャップがあります。
In Play Betting(インプレイ・ベッティング)
試合中に開催されるベッティングを指しますが、「ライブベッティング」という表現の方が日本では一般的かもしれません。様々な種類のベットがあるので、特にアジアのプレイヤーたちから人気があります。
Limit(リミット)
ブックメーカーでは掛け金の上限が設定されることがあり、これを「リミット」と言います。
Long Odds(ロングオッズ)
勝つ可能性が極めて低いとされ、高いオッズがつけられるものを「ロングオッズ」といいます。明確な定義はないと思われますが、日本では「万馬券」といった表現が使われるように、100倍以上のオッズで多く使われます。
Middle(ミドル)
ブックメーカーが設定するオッズの差、試合の流れによるオッズの変動により、どちらのチームが勝ってもプレイヤーがプラスになるベットのことを「ミドル」といいます。
Money Line(マネーライン)
ハンディキャップを含まない、勝利チームもしくは引き分けを予想する最も一般的なベットを「マネーライン」といいます。初心者から上級者まで人気のベット方法です。
Multiples(マルチプル)
アキュムレーターと同じく、複数のベットを1つのベットとして扱う方法を「マルチプルベット」といいます。少なくとも2つ以上のベットを組み合わせる必要があり、組み合わせる数が多ければ多いほどオッズが上がります。
Over/Under(オーバー/アンダー)
ハンディキャップと同じく、ブックメーカーで代表的とされる賭け方の一つです。両チームの総ゴール数、チームの総勝利数など対象は様々で、特定の数字より高いか低いかを当てるベットです。
Parlay(パーレー)
マルチプルベットやアキュムレーターと同じ意味。
Picks(ピックス)
文字通り「選択」を意味しますが、ブックメーカー用語ではテレビのコメンテーターや新聞の予想家が提供する買い目のことを指します。
Player(プレイヤー)
スポーツにおいては選手のことを指しますが、ブックメーカーでプレイを楽しむ人のことも「プレイヤー」といいます。
Scorecast Betting(スコアキャストベッティング)
サッカーで主に使われる用語で、ゴールを決める選手と試合結果(スコア)を組み合わせてベットする方法です。
Single/Single Bet(シングル/シングルベット)
1つの試合に賭ける最もシンプルな方法です。複数のベットを組み合わせる場合はシングルベットとは言いません。
Sports Book(スポーツブック)
ブックメーカーでは政治や芸能など様々な分野にベットできますが、ブックメーカーにおけるスポーツのことを「スポーツブック」といいます。
Spread(スプレッド)
ポイントスプレッドの略称。チーム実力差を考慮してブックメーカーが設定するハンデのことを指します。
Ticket(チケット)
ベット単体のことを「チケット」といいます。現在でもイギリスには実店舗がありますが、ベット証明としてレシートのようなものを受け取っていた名残からこう呼びます。
Tips(ティップス)
ピックスと同じですが、「ベットに役立つヒント」という意味も持ちます。
Tout(タウト)
予想を販売する業者のことを「タウト」といいます。
Triple(トリプル)
競馬やドッグレースで、1着から3着までの正しい着順を当てること。日本では「三連単」というのが一般的。
Under(アンダー)
2チームによる総合スコアが示された数字よりも低いと予想すること。
Void Bet(ボイドベット)
「ボイド」とは英語で無効という意味です。賭けが不成立となった場合に表示されます。
X(バイ)
マネーラインでのドローのことを指し、サッカーでは一般的に使われます。
Zebras(ゼブラ)
レフリー(審判)。
まとめ
ブックメーカーには多数の用語がありますが、中でも使用される頻度の高いものをピックアップしました。
しかし、ここまでの単語を覚える必要が本当にあるのかは疑問です。かつては日本語対応していなかったブックメーカーが多かったこともあり、難しい単語を覚える必要がありました。しかし、近年は日本語対応をしているブックメーカーが増えたこと、日本人マネージャーをブックメーカーが置くようになったことで、日本人プレイヤーが理解しやすく遊びやすいように進化しています。
もちろん、知っておいて損はないですし、覚えていたほうがブックメーカーを楽しめるのも事実。是非、分からない単語があった際にはこの記事をご覧ください。
初心者さんにオススメのブックメーカー
ブックメーカーを始めたばかりの頃は、「横文字ばかりで何を意味するのか分からない」という壁に多くのプレイヤーが戸惑うかと思います。この記事を辞書代わりにして、プレイの幅を広げていただけたら幸いです。オススメできるブックメーカーを紹介しますので、是非とも今まで使わなかった機能も利用してスポーツブックを楽しんでくださいね。
また、当サイトでは「ブックメーカー各社の評価・ランキング」を忖度なしで公開していますので、ぜひ参考にしてみてください。