【プロ野球】助っ人外国人選手のランキング | 歴代最強は誰?


圧倒的な実力と明るいパフォーマンスで、「記録」にも「記憶」にも残る助っ人外国人選手
。12球団にはそれぞれ名物とも言える助っ人外国人選手が存在しますが、プロ野球ファンの方なら「誰が一番最強なんだろう?」と一度は考えたことがあるのではないでしょうか?

この記事では、助っ人外国人選手の登録人数などの基本ルールをおさらいしたうえで、「史上最強」の呼び声高い助っ人外国人選手を5人ご紹介します。助っ人外国人選手だけに絞った成績ランキングもご紹介しますので、ぜひ懐かしい顔ぶれを思い出してください。

プロ野球ファンなら知っておきたい | 助っ人外国人選手は何人まで?

プロ野球ファンの方でも意外と知らないのが、助っ人外国人選手の登録枠。特に2020年シーズン以降は一部が改訂されましたので、あらためて確認しておきましょう。

出場選手登録は5人まで

NPB(日本野球機構)が定める『日本プロフェッショナル野球協約』によると、12球団が出場選手登録できる外国人選手は5人まで。2002年以降は外国人登録枠を4人までとするルールが適用されてきましたが、2020年シーズンから感染症拡大における「選手の負担軽減」を目的として、5人までに拡大されました。

出場選手登録とは、言い換えれば一軍に登録できる選手数のこと。「ベンチ入り」とほぼ同義語として使われることもありますが、ベンチ入りしない選手も4~5人は存在するため、必ずしも同義ではありません。

ベンチ入り&スタメンは4人まで

ベンチ入りとは、文字通り試合のベンチに入ることのできるメンバーのこと。通常は25人枠ですが、こちらも2020年に「選手の負担軽減」を目的として26名に拡大されました。

ベンチ入りのうちの外国人枠は、従来の通り4名まで。ただし4名ともピッチャー、4名とも野手という登録は認められず、ピッチャーと野手の人数比は3:1、2:2、1:3のいずれかに該当しなくてはなりません。

もし野手3名、ピッチャー1名であれば、ピッチャーが登板した際に9人の出場メンバーのうち4人が外国人選手であるということは、十分に考えられます。

支配下登録枠は制限なし

球団と直接契約を結ぶ「支配下登録枠」においては、外国人枠に関する制限はありません。各球団の支配下登録枠は70名と決められているため、現実的には3~5名程度に留めている球団がほとんどだと言えます。

近年では「育成枠」という言葉も注目を集めますが、育成枠は2軍戦の出場のみで1軍の試合に出場することはできません。背番号も3桁に定められており、外国人選手でもこの育成枠として契約することは十分に可能です。

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歴代の助っ人外国人選手の記録 | 主要部門ランキング

「史上最強の助っ人外国人選手」を考えるにあたり、まずは外国人選手に限定した主要5部門のランキングをご紹介しましょう。

【助っ人外国人】ホームランTOP5

  1. タフィー・ローズ(近鉄など):464本
  2. アレックス・ラミレス(DeNAなど):380本
  3. アレックス・カブレラ(西武など):357本
  4. バレンティン(ヤクルトなど):297本(現役)
  5. L・リー(ロッテ):283本


最多ホームラン
を記録しているのは、近鉄などでプレーしたタフィ―・ローズ。続いてラミレスやカブレラなど、いずれも平成のプロ野球を彩ったスラッガーが名を連ねています。

バレンティンは2013年に、シーズン最多記録を更新する60本のホームランを記録。これは長年破られていなかった王貞治、タフィ・ローズ、カブレラの55本を上回る大記録で、今後もしばらくは破れられることはないでしょう。

【助っ人外国人】打率TOP5

  1. ランディ・バース(阪神):0.337
  2. ローズ(横浜):0.325
  3. クロマティ(巨人):0.321
  4. L・リー(ロッテ):0.320
  5. ブーマー(阪急など):0.320


通算打率
においては、阪神の伝説的助っ人外国人バース、横浜のマシンガン打線を支えたローズ、巨人を代表する助っ人外国人クロマティなどがランクイン。特に1位のバースは1986年に打率.389を達成しており、この驚異的な記録は今後も破られることはなさそうです。

【助っ人外国人】安打数TOP5

  1. アレックス・ラミレス(DeNAなど):2017本
  2. タフィ・ローズ(近鉄など):1792本
  3. L・リー(ロッテ):1579本
  4. レオン・L(ロッテなど):1436本
  5. ボビー・マルカーノ(阪急など):1418本


安打数
で特筆すべきなのは、外国人選手として唯一2000本安打を達成したラミレスでしょう。日本のプロ野球で活躍した13年間という短い期間で2000本を達成しており、1年あたり155本も打っていた計算になります。

他にも1970年代から80年代にかけてロッテの主軸を担ったL・リー、L・リーの弟として同じくロッテや大洋などで活躍したレオン・Lが上位にランクインしています。

【助っ人外国人】勝利数TOP5

  1. スタルヒン(巨人など):303
  2. 郭泰源(西武):117
  3. 郭源治(中日):106
  4. バッキー(阪神など):100
  5. スタンカ(南海など):100

303勝という圧倒的な数字で勝利数1位に立つのは、プロ野球黎明期を支えたロシア出身のスタルヒン。沢村栄治、稲尾和久などといった偉大な投手達と肩を並べる存在で、外国人初のノーヒットノーランも達成しています。

2位と3位には郭泰源、郭源治の兄弟コンビがランクイン。100勝するだけでも偉大とされる外国人投手において、スタルヒンの303勝がいかにずば抜けた数字かが感じられるでしょう。

【助っ人外国人】セーブ数TOP5

  1. サファテ(ソフトバンクなど):234
  2. クルーン(横浜など):177
  3. 林昌勇(ヤクルト):128
  4. ギャラード(中日など):120
  5. ペドラザ(ダイエー):117

セーブ数のランキングには、記憶に新しい選手がズラリ。1位に輝いたサファテ投手は広島やソフトバンクなどで守護神として君臨し、外国人投手初となる200セーブを達成しました。2020年に手術のために帰国し、本人はすでに現役引退の意向を固めたとの情報が有力視されています。

他にも160km/hの直球で強打者をねじ伏せたクルーンや、ダイエーの勝利の方程式として活躍したペドラザなど、やはりクローザーのイメージ通り速球派が多いことがお分かりでしょう。

プロ野球歴代最強助っ人外国人選手5選

プロ野球ファンの皆さんは、「最強の助っ人外国人選手」と聞いて誰を連想するでしょうか?ひいきにしているチームやリーグによって意見は様々に分かれますが、ここでは特に外すことのできない5選手をご紹介します。

ランディ・バース(阪神)

「最強の助っ人外国人」と聞いて、多くの方が連想するのがバースではないでしょうか?2度の三冠王を獲得したバースは、1985年に阪神を球団初の日本一に導きました。

バース、掛布、岡田の伝説の「バックスクリーン3連発」は、阪神ファンのみならず多くの野球ファンの記憶に刻まれていることでしょう。1986年に記録した打率.389はNPB史上最高の数字であり、あのイチロー選手をもってしても上回ることのできなかった金字塔です。

アレックス・カブレラ(西武など)

豪快なバッティングでホームランを量産したカブレラ選手も、日本プロ野球史に名を刻む伝説の助っ人外国人だと言えるでしょう。ドーム球場では天井直撃弾を、野外スタジアムでは場外ホームランを連発し、その圧倒的なパワーは日本人の観客を虜にしました。

2002年にはシーズン55本のホームランを達成し、これは世界の王貞治に並んで当時のシーズン記録に。自身のキャリアハイでもある2002年シーズンは、出塁率.467、長打率は驚異の.756と、リーグ最高の数字を記録しました。

タフィ・ローズ(近鉄など)

カブレラより1年前の2001年に、当時のシーズン記録となる55本のホームランを記録したタフィ・ローズ。巧みなバットコントロールと長打力で活躍したローズは、近鉄の「いてまえ打線」の主軸として2001年の近鉄リーグ優勝に大きく貢献しました。


プロ野球に所属した13年間で積み重ねたホームランの数は、464本
。1年平均で約35本のホームランを放っていた計算になり、いかに強打者であったかが分かります。

アレックス・ラミレス(DeNAなど)

日本のお笑いを取り入れたパフォーマンスで「ラミちゃん」として親しまれたラミレスも、絶対に外すことのできない助っ人外国人の一人。ヤクルトで日本でのキャリアをスタートさせたラミレスは、外国人選手として初となる2000本安打や名球界入りを達成しました。

首位打者1回、ホームラン王2回、打点王4回と、主要打撃タイトルも獲得しており、状況に応じたチャンス強いバッティングは、あの落合博満も絶賛したほど。引退後は横浜DeNAベイスターズで、史上9人目となる外国人監督も務めました。

タイロン・ウッズ(中日など)

横浜や中日で活躍したタイロン・ウッズは、ホームラン王3回、打点王1回という圧倒的な長打力を誇った選手。特にキャリアハイとなる2006年には打率.332、ホームラン47本、打点144点という驚異の数字を残し、チームのリーグ優勝に大きく貢献しました。

日本へ来る前は韓国リーグでプレーしており、NPB(日本プロ野球)とKBO(韓国プロ野球)の両方でホームラン王&打点王の2冠を達成した唯一の選手です。

プロ野球歴代最強助っ人外国人選手5選の成績まとめ
選手名所属チーム名NPB在籍年数(年)出場試合数ホームラン数打率安打数
ランディ・バース阪神66142020.337743
アレックス・カブレラ西武など1212393570.3031368
タフィ・ローズ近鉄など1316744640.2861792
アレックス・ラミレスDeNAなど1317443800.3012017
タイロン・ウッズ中日など68242400.289851

プロ野球の助っ人外国人選手はチームの勝敗を左右

外国人選手は「助っ人」として来日するのが基本ですが、思った通りの活躍ができずに1年足らずで退団してしまう選手が多いのも事実。そのため、外国人選手の成績はチームの成績にも直結すると言われており、日本のプロ野球に順応する能力が重要視されます。

2021年シーズンでは引き続き外国人登録枠が5人に拡大されており、ますますチームに占める比率や重要性が増していると言えます。明るいキャラクターはもちろん、ぜひ各選手の成績にも注目して、シーズンの行方を占ってくださいね。

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